さ、さぶい。

9月中旬にヌーヨークに着いてからは、拷問のような東京の蒸し暑さから開放されて、サラサラした秋の空気にご満悦。あ〜やっぱアメリカはええわあ〜、などとウハウハしていた私が甘かった。月末からいきなり冷え込み、10月に入って気温は15?ほど。言っとくけどこれ、最高気温の話ですがな。最低気温にいたっては10?以下ですがな。なんやそれ。

暑いのは大好きだが、寒さにはめっぽう弱い超冷え性ゆえ、日本では15?を切ると冬眠準備に入るワタクシ。ヌーヨーク行きの話が出た時に「う〜ん半年冬なのかあ、う〜ん」と、マジで半年悩んださ、ああ悩んだとも。でも逆に北国は暖房が行き届いているから、東京みたいに底冷えの寒さがなくて、建物はいつもヌクヌクだとか。それならなんとかなるかあ〜と思った私がまったくもって甘チャンだった…。

こっちはセントラルヒーティングといって、建物全体まるごとあっためるスタイルなのだ。つまり大家さんが暖房のスイッチをポチッと押せば(イメージですけど)廊下だろうがどこだろうが全部ヌクヌクになるはず! 大家さんいつポチッと(あくまでイメージですけど)してくれるのかなあ〜寒いんだけどなあ〜と部屋で凍えていたら、先日いきなり部屋の電気が半分ストップ。何事?と思ったら、大家さんによると隣に住んでいる人が電気ストーブを使ったために、電力オーバーでブレーカーがあがったらしい。我が家と隣室は一部同じラインから電気が来ていて、それでうちの電気もブラックアウトの憂き目に…。

ちなみに我が家は電気代が家賃にこみこみ。うわ〜い電気使い放題だあ〜なんつって喜んでたけど、どうも電力に上限があって、それ以上使うとプロテクションがかかって自動的にブレーカーが落ちることが発覚。なるほどうまい話にゃ裏がある、なんつってのんきにしてる場合じゃない。つーことはナニかい、うちでもヒーターみたいな電気くうもの使えないってことかい? だったら早くポチッと入れてくれよポチッとお〜。そしたら大家さんいわく、「許可がおりないとヒーターが入れられない。いつ許可がおりるかわからない」。ヌーヨークの電気供給は州だか市だかが管理しているようで、一定の気温まで下がらないとヒーター用の電力が来ないという。えー待って待って。今の段階で10℃切ってるんですけど…。

すると同じアパートに住んでいるイノキ(中国人だが猪木そっくりなのでそう呼んでいる)がすかさず、「ヌーヨークは夏が終わったばかりです。いまは秋です。冬はまだです。ヒーターを入れる季節ではありません。元気ですか〜!イッチニイサンッ」 ダア〜〜〜(号泣)

そんなわけで、今日も寒いにふるえながら、かじかむ指でパソコンのキーを打っています。昨日今日は少し暖かさが戻ってきたものの、いつドカンと寒さが来るのか戦々恐々の日々。いま温泉入りに帰国しようかと真剣に考えています。

★☆おまけ★☆★

イノキはハダカが大好き。意味もなく、いつも上半身ハダカでキッチンにいる。珍しくシャツ着てると「外出してたんだな」とわかるんだけど、1分後に会った時にはもうハダカ。なぜ脱ぐんだイノキ。炎の料理人イノキ。 そんなイノキが今週からTシャツを着始めました。もう秋ですね。

▲モーレツに冷え込んだ日、何をトチ狂ったのかエンパイヤステイトビルへ。展望デッキは殺意を覚えるほど寒かった…。でも景色に罪はない。100万ドルの夜景にご満悦。